こんばんは、horaiyeさん。
レンダリングについては、Adobeの文書が幾つかありますが(下記リンク)、なかなか難しく記載してあり、理解するのが大変です。
「Premiere レンダリング」で検索すると、幾つかヒットします。
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/kb/cpsid_89412.html
私が分かり易く説明します。
次の3個の図をご覧ください。
1) Video1トラック;基本の映像、Video2トラック;小さい映像、Video3トラック;小さい映像の枠線 が重なっている。
2) Video1トラック;基本の映像、Video2トラック;テキスト映像(画像) が重なっている。
2) Video1トラック;基本の映像 にブラーエフェクトがかかっている。
レンダリングはタイムラインのビデオトラックに配置してある複数の映像クリップやエフェクトのかかった映像クリップを1個の映像に合成することを言います。この時Premiere Elementsは次の作業を行います。
①各映像クリップをを解凍し、
②一つの映像に合成して、
③最後に圧縮します。
この合成作業は作業負荷が大変大きく、PCの性能により処理時間が大きく異なります。高性能のPCならこの作業をリアルタイムで処理しますので、プレビューは滑らかに再生されます。
が、そうでない場合はこの合成作業がリアルタイムに追い付かず、途中のフレームを飛ばしたカクカクの再生となります。
これでは編集者にストレスが溜まってしまいますので、レンダリングを行なうことでプレビューファイルを作成し、プレビュー時はプレビューファイルを参照することで滑らかな再生を出来るようにし ています。
これがレンダリングを行うとプレビューが滑らかに再生される理由です。
レンダリングには2種類あり、一つは上記のプレビューレンダリングです。
もう一つは書き出し時に行われる書き出しレンダリングです。例えば、Blu-rayディスクを作成する時、最初にレンダリングが行われ、それが終了してから書き込みが始まります。
プレビューファイルには不完全な部分があって(私には良く分かりません)、残念ながら、書き出しレンダリングには使用できないのだそうです。
質問の①と②は以上でお分かりになったと思います。
③は、もし「レンダリング」をしなかったら、性能の悪いPCの場合はプレビュー時にカクカクの再生となり、ストレスが溜まります。カクカクでも我慢すればいいんですけれど。ファイルが削除され るとかのような悪いことは起こりません。